【ソウル時事】安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件に関連し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元最高幹部が19日、ソウルで記者会見した。1960年代以降、共産主義勢力の拡大に反対する立場から、創立者の文鮮明氏と、安倍氏の祖父である岸信介元首相や父の安倍晋太郎元外相が近い関係になったと説明した。
会見したのは、かつて教団ナンバー2とされる世界会長を務め、2012年の文氏の死去後に教団とたもとを分かった郭錠煥氏。郭氏は、文氏と岸氏らは「利権や宗教的な関係は全くない」と強調した。
郭氏は「(安倍氏殺害の)動機が統一教会への恨みだったと聞き大きな衝撃を受けた。(私も)責任がないと思わない。心からおわびする」と表明した。ただ、多額の献金が問題となっていることに関しては「日本の献金が文氏の活動を支えた」と述べつつ「献金がいくらなのかは担当者でなかったので分からない」と具体的な言及を避けた。
[時事通信社]