前線や低気圧の影響で、福岡、佐賀、大分県と山口県で18日深夜から19日朝にかけ線状降水帯が相次いで発生し、記録的な大雨が降った。大気が不安定な状態は続き、気象庁は九州と山口県で19日日中にかけて再び線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があるとして、厳重な警戒を呼びかけた。
大分県日田市では1時間に81.5ミリの猛烈な雨となり、福岡県久留米市で63.0ミリ、熊本県山鹿市で62.0ミリ、山口県美祢市で53.0ミリが降った。長崎県壱岐・対馬では18日午後に線状降水帯が発生し、19日朝までの24時間に対馬市で257.5ミリを観測した。