大阪府泉南市が自殺した中学1年の男子生徒の調査をせずに放置していた問題で、市議会で協議会が開かれて議員から批判が相次ぎました。 今年3月、泉南市の中学1年の男子生徒が自ら命を絶ちました。遺族によりますと、去年10月から不登校で、男子生徒は学校側に「転校させてほしい」と訴えていましたが、受け入れてもらえなかったといいます。遺族は検証を求めていますが、泉南市が具体的な対応を取らないまま放置されています。 これを受けて7月21日に市議会で全員協議会が開かれ、議員から市の対応への批判が相次ぎました。 【議会でのやり取り】 (石橋正敏議員) 「中学1年生ですよ。13歳もしくは12歳という尊い命が失われているんです。『これからの取り組み』、3行ですよ、3行でどう取り組むんですか」 (竹田光良議員) 「線香一本あげることも許さないよというのが、(市に対する)今の保護者の立場なわけでしょ。どうやって信頼回復を取り戻していくのか」 (泉南市教育委員会事務局 岡田直樹教育部長) 「応答いただけないというところで、本当に不信感を抱かれているというか」 男子生徒が亡くなったことは今もクラスメイトには伝えられていませんが、泉南市側は「大きな問題は生じていない」としています。【悩みがある方・困っている方へ】もしもあなたが悩みや不安を抱えて困っているときには、気軽に相談できる場所があります。▼こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556全国どこからでも共通の電話番号に電話すれば、電話をかけた所在地の公的な相談機関に接続されます。相談に対応する曜日・時間は都道府県・政令指定都市によって異なります。▼いのちの電話:0570-783-556(午前10時~午後10時)、0120-783-556(午後4時~午後9時・毎月10日は午前8時~翌日午前8時)▼チャイルドライン:0120-99-7777(毎日午後4時~午後9時)チャイルドラインは18歳までの子どもがかけるでんわです。▼厚生労働省の自殺対策ホームページ:https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/上記以外にも、厚生労働省が様々な相談方法や窓口を紹介しています。SNSを通じた相談窓口もあります。