東京のコロナ週平均、前週の1.6倍 「経験ない爆発的感染になる」

新型コロナウイルスの感染動向を分析する東京都のモニタリング会議が21日開かれ、新規感染者の週平均は20日時点で約1万6549人となり、前週の1・6倍に増加したことが報告された。前回の前週比(2・3倍)からは増加スピードがやや鈍化しているものの、専門家は3連休による検査数減少の影響もあるとして「経験したことのない爆発的な感染状況になる」と警戒を呼びかけた。
都は医療提供体制の警戒レベルを1段階引き上げ、4段階で最も深刻な段階とした。感染状況は既に最も深刻としており、約4カ月ぶりにいずれも「最悪」となった。全療養者数は14万7795人で前週から約6万人増加。都民の約100人に1人が陽性者となる計算で、うち約94%は自宅療養中か入院などの調整中となっている。
検査の陽性率は42・9%と過去最高になり、都医師会の猪口正孝副会長は「検査が受けにくくなっている」と指摘。都は、休日も診療に応じた医療機関へ協力金を支給し、土日の診療・検査体制を強化に取り組む。また、立川市で130床規模の軽症者ら向け療養施設も開設する。
小池百合子知事は「ワクチン、換気、マスクの三つのキーワードで感染防止対策を実施してほしい」と呼びかけた。【竹内麻子】