10日に投開票された参院選の候補者ポスターに落書きしたとして、警視庁は22日、東京都杉並区、無職の男(52)を公職選挙法違反(自由妨害)容疑で逮捕したと発表した。逮捕は21日。都内で7政党計8人のポスター約280枚に同様の被害が確認されており、同庁が関連を調べている。
発表によると、男は6月24日未明、杉並区下井草の掲示板に貼られていた候補者のポスターの額部分に、黒の油性ペンで「Z」と書いた疑い。容疑を認め、「『Z』はウクライナを侵略したロシアの戦車に書かれており、悪を表す。候補者が悪であると訴えたかった」などと供述しているという。