宮内庁は26日、上皇さまが、心臓の弁がうまく閉じない「三尖弁(さんせんべん)閉鎖不全」による右心不全との診断を受けられたと発表した。自覚症状はなく、内科的治療で改善傾向にあり、従来通りの生活を続けられている。
上皇さまは、6月下旬の健康診断で体重の増加や胸水の貯留、心不全の診断指標となる「BNP値」の上昇がみられたため、今月24日に東大病院(東京都文京区)をご受診。MRI検査を受けられた結果、右心不全と診断された。
現在88歳の上皇さまは、平成24年に心臓の冠動脈バイパス手術を受けられているが、現時点で関連は認められず、加齢などの影響も考えられるという。体から水を排出する薬の服用や水分の摂取制限、ご散策の時間を短くするなど、内科的治療でBNP値は下がってきているといい、今後も経過観察を続ける。
一方、令和元年に白内障の手術を受けた上皇后さまは、右目の「後発白内障」との診断を受け、今月24日に東大病院で治療を受けられた。経過は良好という。