「やまゆり園」殺傷6年、初めて命日に追悼式…慰霊碑には「命を奪われた19人を忘れないで」

相模原市緑区の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員2人を含む26人が重軽傷を負った事件から6年となった26日、園舎で追悼式が行われた。犠牲者の遺族や職員ら62人が参列し、差別や偏見のない社会の実現を誓った。
追悼式が命日に営まれるのは初めて。神奈川県の黒岩祐治知事は「誰もがその人らしく暮らせる地域社会を実現しなければならない」と決意を述べた。遺族有志が碑文を考案し、今年3月に完成した慰霊碑には「命を奪われた19人を忘れないでください」と刻まれ、参列者たちが献花した。
事件は2016年7月26日未明に発生。元職員の植松


(さとし)死刑囚(32)が刃物を持って施設に侵入し、入所者らを襲った。20年3月に横浜地裁で死刑判決を受けて確定したが、今年4月に再審を請求した。