愛知県の大村秀章知事は1日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策で政府が新設した「BA・5対策強化宣言」について、早ければ週内にも発令する方針を明らかにした。隣接する岐阜、三重両県についても「東海3県で足並みをそろえることが望ましい」と述べ、連携して宣言を発令し、感染対策を強化する意向を示した。
愛知県内の入院患者数は7月31日夜時点で1472人。このうち新型コロナ用に確保した病床の入院患者数は1002人で、病床使用率は58・2%に上る。岐阜、三重両県も50%に迫っている。
宣言には、3、4回目のワクチン接種促進や、高齢者、基礎疾患のある人らに感染リスクが高い場所への外出自粛を要請することなどを盛り込む方向で検討している。
大村知事は「ただちに医療が
逼迫
(ひっぱく)する状況ではないが、じわじわと入院患者数が増えている」と説明。宣言の発令について、「これまでやってきたことと変わらないが、対策の徹底を呼びかけるツールはたくさんあった方がいい」と強調した。
熊本県も1日、宣言を2日に出す方針を固めた。蒲島郁夫知事が同日午後の対策本部会議で表明する。
熊本県内の病床使用率は1日時点で66%。熊本市は94・9%と厳しい状況が続いている。