政府新設のBA.5対策強化宣言 吉村・大阪知事「早急には出さず」

新型コロナウイルス対応で政府が新設した「BA・5対策強化宣言」について、大阪府の吉村洋文知事は1日、「(府が出している)医療非常事態宣言と中身がほとんど変わらないので、早急にするものではない」と述べ、すぐには宣言を出さない考えを示した。強化宣言を巡っては、宮城県や愛知県などが出す方針を示している。
強化宣言は、病床使用率が50%を超えるなど医療の負荷が増大していると認められる場合、都道府県が独自の判断で出せる。政府が7月29日に決定した。
宣言が出れば、政府が対策強化宣言地域と位置づけ、職員派遣や感染対策に関する助言・指導をする。都道府県は高齢者や基礎疾患のある人は重症化リスクが高いとして、混雑した場所などへの外出自粛を要請。ワクチンの早期接種や無料検査の積極活用などを住民に呼び掛ける。
大阪府では7月28日~8月27日の1カ月間、高齢者や基礎疾患のある人に対し不要不急の外出自粛を呼び掛けており、高齢者の同居家族にもリスクの高い行動を控えるよう要請している。【石川将来】