大阪府は新型コロナウイルスの陽性者らに、ショートメッセージサービス(SMS)を利用したアンケートを始めた。府によると、アンケートはコロナの感染経路を把握するために、6月29日から開始。質問項目は年代や感染の心当たりの有無、具体的な症状などで、重症化リスクの少ない若年層や基礎疾患のない陽性者らを対象としている。
7月16日時点で、1割程度の約4300人から回答があった。年代別に見ると、10代が19・6%と最も多く、40代18・8%▽50代15・7%▽20代15%▽30代14・2%――と続いた。
症状は発熱が86・5%、のどの痛みが71・8%など何らかの症状があるケースが多数で、無症状はわずか1・6%だった。
感染に心当たりがあるかという質問では「ある」と回答したのが約4割の1776人。心当たりがある場面としては「長時間会話を伴う業務や授業」が18・4%で最も多く、「飲酒・接待を伴う飲食」が10%、「食事をしながら打ち合わせ等」が7・4%と飲食を伴う場面での回答も多かった。
また、心当たりのある場面での感染対策状況として、マスクをしていたと回答したのは51・1%、換気を十分にしていたと回答したのは36・1%だった。
吉村洋文知事は7月20日の記者会見で「感染が拡大しているので、一人一人の基本的な感染対策の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。【澤俊太郎】