大麻草密輸容疑で男逮捕 関空電子申告ゲートで初摘発

大麻草をスーツケースに隠して密輸したとして、大阪府警関西空港署と大阪税関関西空港税関支署は2日、大麻取締法違反(営利目的輸入)容疑で、京都市東山区の自営業、渡守史明(ともり・ふみあき)容疑者(28)を逮捕したと発表した。逮捕は7月11日。大阪地検が同29日、同法違反罪と関税法違反罪で大阪地裁に起訴している。
逮捕容疑は同10日、大麻草約2300グラム(末端価格約1350万円相当)をポリ袋に小分けにしてスーツケースに詰め、米ロサンゼルス国際空港から関西国際空港に密輸したとしている。府警は認否を明らかにしていない。
税関によると、渡守容疑者は関空の到着エリアに設置された「電子申告ゲート」を通過できず、検査官が調べたところ大麻草が発見された。航空会社からの情報を基に、ゲートが自動的に閉まったという。税関は「電子申告ゲートによる密輸摘発は関空で初めて」としている。
同ゲートは令和2年7月から、混雑緩和などを目的に全国の主要空港で導入された。旅客がスマートフォンで携行品などの申告書を作成し、専用端末で読み取らせて提出。顔写真を撮影し、顔認証でゲートを通過できる。