大阪府警羽曳野署は、客の特殊詐欺被害を防いだファミリーマート羽曳野野々上店(羽曳野市)マネジャーの女性(46)に感謝状を贈った。不審なクレーム電話がかかってきたタイミングから、詐欺の手口だと見抜いたという。
女性は6月下旬の夕方、事務室で店にかかってきた電話を受けた。一方的なクレームを不審に思い、防犯カメラの店内映像を見ると、携帯電話をかけながら現金自動預け払い機(ATM)を操作する高齢の男性客を発見。電話を切って駆けつけ、「詐欺だと思います」などと言って操作を止めた。約80万円を送金する寸前だったという。
同署で勝部信彦署長が女性に感謝状を手渡し、「お年寄りのかけがえのないお金を守っていただき、ありがたい。署員をすぐ行かせるので今後とも声かけのご協力を」と依頼。女性は「約1年前、全く同じ手口があったが防げず、次こそはと警戒してきた。今後も勇気を出して話しかけたい」と笑顔を見せた。