「道の駅みやま」(福岡県みやま市)は2日、野菜などの特産品直売所の売上金約92万円を着服したとして、契約社員の女性(50歳代)を懲戒解雇処分にしたと発表した。上司の駅長と販売担当課長も監督責任を問い、訓戒の懲戒処分にした。
発表によると、女性はレジ業務を担当していた昨年1月~今年5月、客から商品の購入代金を受け取った後、売り上げ処理をせず、購入をキャンセルしたように装う手口で、671回にわたって着服を繰り返していた。
レジに売り上げの記録が残らないようにするため、レシートを必要とせず、購入代金ちょうどを支払って釣り銭がいらない客を狙っていた。
5月12日に農産加工品の出荷者から「商品が売れたのに代金の支払いがない」との指摘があり、レジの記録や防犯カメラを調べて着服が発覚。女性は「1回やってばれなかったので、つい続けてしまった」と認め、生活費や借入金の返済に充てたと説明しているという。既に全額を返済しており、刑事告訴は行わない。
道の駅によると、被害を受けた出荷者は354人に上り、今月8日に説明会を開いて売上金を順次支払う。