「結果を出せ大変うれしい」。史上最年長の46歳で将棋の8大タイトルの一つを初めて手にし、率直に喜びを語った木村一基新王位。若手の最高峰と目される豊島将之名人からの奪取にも、「今とても充実している方。ストレート負けしないよう良い勝負になれば」と謙虚に臨んだことを明かした。
今回、偶然にも豊島名人とは竜王戦挑戦者決定3番勝負を合わせた「10番勝負」となったが、終わってみればそれも五分。「あまり意識しないようにしていた」とひょうひょうと振り返った。
家族への思いを聞かれ、感極まり涙を拭う様子も見せたが、獲得したばかりのタイトルの重みを問われ、「これから意識することになるんでしょうか」と笑った。