豊橋市の三河港で、貨物船から過去最多コカイン180キロを押収

愛知県豊橋市の三河港で8月、停泊中の貨物船内からコカイン約180キロ(末端価格約35億円)が見つかり、名古屋税関などが押収していたことが捜査関係者への取材で判明した。国内での一度の押収量としては過去最多とみられる。
捜査関係者によると8月中旬、豊橋市の三河港に停泊中の自動車運搬貨物船の底部分に、コカイン計約180キロが入った積み荷があるのを第4管区海上保安本部(名古屋市)と名古屋税関の職員が発見した。船はパナマ船籍で、南米から来たとみられるという。
税関や愛知県警などは国際的な密売組織が関与しているとみて、所有者や流通経路などを調べる。
コカインを巡っては、国内での所持や使用者の摘発が増加傾向にあり、今年に入ってからも有名人やラグビー選手などが相次いで逮捕されている。警察や税関などによる押収量も年々増加しており、今回見つかったコカインは、これまで過去最多とされた神奈川県横須賀市などに漂着した計約118キロ(2013年11月)を大きく上回った。【斎川瞳】