「ドカンと音」「ビルに衝突したのかと…」バス横転、炎上の瞬間を証言

高速道路でバスが炎上しました。22日午前、名古屋市北区の名古屋高速で、バスが横転、炎上し、2人が死亡、7人がけがをしました。現場は高速道路の出口付近、バスは本線と出口の分離帯に衝突した可能性があるということです。
午前10時ごろ、名古屋市北区の名古屋高速小牧線の豊山南インター付近で、「高速で黒い煙と火が見え、大きな音がした」と目撃者から警察に通報がありました。 警察などによりますと、バスが横転し、近くにいた乗用車とともに燃えました。 火は2時間あまり後に、消し止められましたが、警察や消防によりますと、この事故で2人が死亡、1人はバスの運転手だとみられています。 また、20代から50代の男性7人がけがをし、2人が重傷、5人が軽傷です。
現場近くで働く人「運転席あたりから火柱」
事故当時、近くにいた人は―― 「くすぶった状態で出るような煙が遠くの方で見えて、近づくにつれてちょっと(煙の)量が増えてきたので間違いなく火災だなと」(現場横を車で通った人) 「爆発したときに炎もバーンとで出とるし、真っ黒の煙もずっと出ていた。出ている間、爆発していた何回も。」(現場近くで働く人) 「匂ってきた。焦げ臭いにおいが。普通じゃないなと思って、外を見たら黒煙が上がっていた。隙間から燃えている様子が見えた」(現場近くに住む人) 「ゴムの焼けるにおい。部屋中にこもった。ビルの横が真っ黒い黒煙だった。今までみたことないような黒煙」(現場近くに住む人) 事故現場の近くの建物から撮影された映像も。 「最初にドカンと音がした。ビルに衝突したのかと思った。運転席あたりから火柱。火が上がっていた。びっくりした。黒煙が上がったとき換気していたので、入ってきた匂いがすごかった」(現場横のビルで働く人)
バスの運行会社は…
一体、バスに何が起きたのでしょうか。 バスを運行していたのは、小牧市に本社を置く「あおい交通」です。あおい交通によりますと、バスは名古屋市の栄を出発し、名古屋空港に向かっている途中でした。 「事故のあったバスの本社では、現在情報の確認が行われています。社長によりますと運転していた男性は10年ほどのバスの運転歴があったということです」(記者) バスを運転していた55歳の男性運転手は、これまでにも同じ路線の運転経験があったということです。 「あおい交通」によりますと、労働基準監督署が勤務実態について調査に入ったということです。
事故の原因は…
事故現場では、高速道路の降り口に置かれていた黄色のクッションドラムとみられる破片が散らばっています。また、道路標識も倒されていました。 「ぶつかったと思われる中央分離帯です。黄色のプラスチックのようなものが割れているのが確認できます。中央分離帯のコンクリートも砕けています」(カメラマン) 警察によりますと、バスが何らかの原因でクッションドラムや本線と出口の分離帯に衝突した後、横転した可能性が高いということです。 警察は事故の直前にバスがふらつきながら走っていたという情報も把握していて事故との関連を調べています。 また、止まっていたバスに後ろからきた乗用車が衝突したとみられます。 現場では午後2時ごろ、事故の車両をトレーラーに載せる作業が進められていました。 警察は、事故の原因を詳しく調べています。 (8月22日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)