困窮学生装いコロナ給付金詐取疑い、ベトナム人女を逮捕

アルバイトの収入があるのを隠し、新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮する学生に支給された国の給付金をだまし取ったとして、大阪府警国際捜査課は23日、詐欺容疑で、大阪市中央区島之内の大学生、ヴ・ソン・ゴック容疑者(21)=ベトナム国籍=を逮捕したと発表した。「学生なら誰でももらえると思っていた」と容疑を否認している。
同課によると、この給付金をめぐる不正受給の摘発は全国初という。
逮捕容疑は今年3月15日、大阪市北区のベトナム料理店でアルバイトとして働き収入があったにもかかわらず、コロナの影響で働き口を失ったとする虚偽の書類を提出。コロナ禍でアルバイト収入が減った学生に支給される国の「学生等の学びを継続するための緊急給付金」として10万円を詐取したとしている。
同課によると、同じ店で働くベトナム人の男(26)が入管難民法違反(不法残留)容疑で逮捕されたことなどから不正受給が発覚。府警は、同じ店で働く別のベトナム人の男(37)も、失業手当約80万円を詐取したとする詐欺容疑で逮捕した。