任期満了に伴う9月11日投開票の第14回県知事選挙が25日告示され、17日間の選挙戦がスタートした。午前8時50分現在、立候補したのは、届け出順に、前衆院議員の下地幹郎氏(61)、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦、「オール沖縄」勢力が推す現職の玉城デニー氏(62)=立民、共産、れいわ、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦、の計3人。各候補者は県内各地で第一声を上げる。
名護市辺野古の新基地建設の賛否が主な争点で、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける経済や暮らしの対策が政策論争の柱となる。
県選挙管理委員会(当山尚幸委員長)によると、24日現在の選挙人名簿登録者数は117万6110人。内訳は、男性は57万3191人、女性は60万2919人。前回2018年知事選から約1万7500人増えている。
市町村別では、最多が那覇市の25万7835人。沖縄市11万2562人、うるま市9万9358人。浦添市の9万1474人、宜野湾市の7万8748人と続く。最も少ないのは渡名喜村の300人となっている。
投票率も焦点となる。2018年の前回知事選の投票率は63.24%だった。選挙イヤーの今年、知事選と同じ全県選挙で7月10日に投開票された第26回参院選沖縄選挙区の投票率は50.56%だった。
9月11日の投開票日は、県内統一地方選挙と重なり、24市町村で議会議員選挙が同日にある。宜野湾市、大宜味村、伊是名村の3市村は、首長選も同日の「トリプル選挙」となる。那覇・南部離島区は県議補選(欠員1)もある。
■下地幹郎氏(しもじ・みきお)1961年8月14日生まれ。宮古島市(旧平良市)出身。中央学院大学卒。96年衆院選で初当選、6期。沖縄開発政務次官、経済産業大臣政務官、郵政民営化担当相を歴任。自民党、国民新党、日本維新の会に所属した。
■佐喜真淳氏(さきま・あつし) 1964年8月9日生まれ。宜野湾市出身。88年千葉商科大商経学部卒。2001年の宜野湾市議補選で初当選(2期)。06年の県議補選で初当選(2期)。12年の宜野湾市長選で初当選し2期6年務めた。18年に知事選に出馬した。
■玉城デニー氏(たまき・でにー) 1959年10月13日生まれ。うるま市出身。上智社会福祉専門学校卒。福祉職やラジオパーソナリティーなどを経て、2002年に沖縄市議へ初当選し1期、09年には衆院議員に初当選し4期務めた。18年の県知事選で初当選し、現職。