28日の未明、大阪市西成区でネコにエサやりをしていた高齢男性の頭をハンマーで殴り大けがをさせたとして67歳の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪市西成区の無職・村上俊之容疑者(67)です。警察によりますと、村上容疑者は28日午前4時ごろ、西成区萩之茶屋の路上で、75歳の男性の頭をハンマーで複数回殴り、殺害しようとした疑いがもたれています。 警察によりますと、事件直前に男性は現場で猫にエサを与えていたところ、村上容疑者とエサやりをめぐり口論となり、その後、男性がエサを砕くために持っていたハンマーを村上容疑者が奪い、男性の頭を5か所殴ったということです。 男性は頭の皮膚が切れたほか、鼻の骨を折るなどの大けがをしています。 警察の取り調べに対して、村上容疑者は「男性が持っていたハンマーを取り上げて投げました。頭や顔、胸を殴ってけがをさせたことに間違いない」と容疑をおおむね認めているということです。 警察は村上容疑者からさらに話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。