視察報告書に虚偽の記載をした疑いがある滋賀県高島市の市議会議員について、3度目となる辞職勧告決議案が可決されました。 高島市の万木豊市議は、今年3月29日と30日の2日間に国土交通省など4省を訪れて各担当者から豪雪地帯の対応について説明を受けたとする「視察報告書」を議会事務局に提出し、旅費4万5000円あまりが政務活動費で賄われました。しかしその後、担当者とは面会していなかったことが判明していて、8月31日の高島市議会では3度目となる辞職勧告決議案が全会一致で可決されました。 議会後、万木議員に話を聞きました。 (滋賀県高島市 万木豊市議) 「お騒がせしております。大変深く申し訳ないと思っております。(Q今釈明できない理由は?)特にございませんが、今期定例会中に閉会するまでにということを申し上げておりましたので、その通り進めたいと思います」 市議会は万木市議を虚偽有印公文書作成などの疑いで刑事告訴する方針です。