大阪府堺市で妻と3歳の娘を殺害したとして指名手配されたブラジル国籍の男が、事件後に妻の携帯電話から「来ないでほしい」などと親にメールを送信していたとみられることがわかりました。 今年8月に堺市東区で荒牧愛美さん(29)と長女のリリィちゃん(3)を殺害したとして、ブラジル国籍の夫バルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(33)が8月31日に殺人容疑で指名手配されました。 愛美さんは8月21日までに殺害されたとみられていますが、22日の夕方に愛美さんの携帯電話から親に「体調不良なので来ないでほしい」といった趣旨のメールが送られていて、バルボサ容疑者が2人を殺害した後に発覚を遅らせようとした可能性が高いとみられています。 バルボサ容疑者は、すでにブラジルへ向けて出国していて、警察は国際手配も視野に捜査を進めています。