大阪府堺市で母親と3歳の娘が殺害された事件で警察はブラジル国籍の夫を指名手配しました。 8月24日、堺市東区のマンションの一室で、荒牧愛美さん(29)と長女のリリィちゃん(3)が、胸など数十か所を刃物で刺されて殺害されているのが見つかりました。 警察は同居していたブラジル国籍の夫のバルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(33)が事件に関与した疑いが強まったとして逮捕状を取り指名手配しました。 警察によりますと、バルボサ容疑者は8月20日~21日にかけ愛美さんらを殺害したとみられ、21日の午前10時半ごろには自宅近くの駅から電車に乗る姿が防犯カメラに映っていました。 バルボサ容疑者はすでにブラジルへ出国しているということで、警察は国際手配も視野に捜査を進めています。