沖縄本島各地で4日、台風11号の雨や風の影響とみられる被害が相次いだ。那覇市内では強風にあおられて転倒した高齢女性が病院に運ばれるなど、けが人も報告された。
同日未明、宜野湾市大謝名では住宅裏の斜面を覆っていた高さ約2.5メートル、幅約12メートルのブロック塀が崩落し、隣接する住宅の窓ガラスにひびが入った。
西原町翁長では午前8時半ごろ、空き家の水タンクが風で飛ばされて隣接する住宅の車庫に落ちた。いずれもけが人はおらず、消防隊員が撤去作業で対応した。
強風のあおりで転倒しけがを負う人が続出した。県の調べでは、午後6時半時点で本島内では軽傷者が3人、重傷者が1人だった。那覇市消防局によると、同市久茂地の歩道で強風にあおられて転倒した女性(90)が頭から出血し、意識もうろうの状態で市内の病院に搬送された。
街路樹などの倒木もあった。警察や消防などによると、本島内の倒木被害は同日午後6時までに少なくとも6件発生した。(社会部・比嘉海人)