東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部が大会組織委員会の会長を務めた森喜朗元首相(85)を参考人として任意で事情聴取したことが9日、関係者への取材で分かった。大会スポンサーの紳士服大手AOKIホールディングス(HD)、出版大手KADOKAWAから賄賂を受領した疑いがある組織委元理事高橋治之容疑者(78)の受託収賄事件の立証に必要と判断したとみられる。首相経験者の聴取は異例だ。
KADOKAWAがスポンサーに選定される前、森氏が同社の関係者や高橋容疑者らと面会していたとみられることも分かった。