北海道・知床半島沖で4月、観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、ロシア側から引き取った3人の遺体について、第1管区海上保安本部は13日、乗船者のDNA型と一致したと発表した。乗客乗員26人のうち18人の死亡が確認され、行方不明者は8人となった。
発表によると、乗船者と確認されたのは、東京都調布市、同船甲板員曽山
聖
(あきら)さん(当時27歳)と、いずれも乗客の北海道北見市の女性(同21歳)と江別市の男性(同59歳)。曽山さんと女性は5月に北方領土・国後島の海岸で見つかり、江別市の男性は6月にロシア・サハリン島南部で発見されていた。乗客2人は遺族の意向で氏名は公表していない。
3人は、ロシア側の鑑定でDNA型が一致し、1管が遺体の引き渡しを受けた後、身元の特定を進めていた。