熊楠ブームの火付け役…歴史作家の神坂次郎さん死去、95歳

歴史作家の神坂次郎(こうさか・じろう、本名・中西久夫=なかにし・ひさお)さんが6日、老衰で死去した。95歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は次女、歩(あゆみ)さん。
和歌山市生まれ。1984年、「元禄

御畳
(おたたみ)奉行の日記」がベストセラーになった。87年の評伝「縛られた巨人――南方熊楠の生涯」で“熊楠ブーム”の火付け役となった。戦時中、特攻隊の若者たちを見送った経験からその記録にも力を入れ、「今日われ生きてあり」シリーズに結実させた。