公明・山口代表、8選確定=石井幹事長の続投有力

公明党の山口那津男代表(70)の任期満了に伴う党代表選が15日告示され、同日午後に立候補受け付けが締め切られた。山口氏の他に届け出はなく、同氏の無投票8選が確定した。25日の党大会で正式承認される。任期は2024年9月までの2年間。同日発足する新執行部人事では、石井啓一幹事長(64)の続投が有力視されている。
異例の8期目を迎えることになった山口氏は、深刻化する物価高や岸田内閣の支持率急落を念頭に「連立政権がさまざまな危機に直面している。政権の安定を確保し、難局を一つ一つ乗り越えたい」と表明。「歴代首相と幾多の波を乗り越えてきた経験を必ず党運営に生かすことができる」とも語った。国会内で記者団の質問に答えた。
党役員人事については「次の世代に要職を経験してもらい、党の経験値を広げる」と述べ、遅れている世代交代に道筋を付ける考えを強調。女性の登用も「積極的に考えていきたい」と述べた。
山口氏は今年4月、石井氏について「次のリーダー」と言及、同氏への交代が既定路線とみられていた。しかし、7月の参院選比例代表で議席を減らすなど振るわなかったことを受け、来春の統一地方選に万全の態勢で臨むため、経験豊富で発信力に定評のある山口氏の続投論が支持母体・創価学会から出ていた。
[時事通信社]