コンビニ店員が店長を車のトランクに閉じ込め強盗致死か…初公判で起訴内容を認める

去年5月に神戸市内で元アルバイト店員の男がコンビニ店の店長を車のトランクに閉じ込めて窒息死させて金品を奪ったとされる事件の裁判員裁判が神戸地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。 起訴状によりますと、神戸市北区の無職・鳥井翔太被告(28)は去年5月、神戸市北区の駐車場でコンビニ店の店長だった森下浩さん(当時62)の鼻や口を粘着テープでふさいで車のトランクに閉じ込めて、現金約13万円などを奪い、その後、車を転落させて放置して窒息死させた強盗致死罪に問われています。 今年9月21日に神戸地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、鳥井被告は起訴内容について「大丈夫だと思います」と罪を認め、検察側は冒頭陳述で「計画的に強盗を行い、極めて重大な被害結果を招いた」と指摘しました。