安倍晋三・元首相の国葬(国葬儀)が27日、東京・日本武道館で営まれる。岸田首相は26日、参列する各国の首脳らを迎えての「弔問外交」を始めた。初日は米国のハリス副大統領やベトナムのグエン・スアン・フック国家主席らと会談し、安倍氏の外交路線を受け継ぐ姿勢を示した。
首相は26日夕、就任後初来日となったハリス氏と東京・元赤坂の迎賓館で会談し、安倍氏が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現に向け、連携していく方針を確認した。
会談では、首相が「日米同盟の強化に心血を注いできた安倍氏の遺志を引き継ぎ、両国関係を一層発展させることが私の務めだ」と述べ、ハリス氏は「安倍氏は素晴らしいリーダーシップを発揮し、日米の友好関係をさらに増進させた。強固な日米同盟は平和と安定の礎だ」と応じた。
首相は27日には、インドのモディ首相やオーストラリアのアルバニージー首相、フランスのサルコジ元大統領ら8人と、28日は英国のメイ元首相や韓国の
韓悳洙
(ハンドクス)首相ら20人と会談する。3日間で30か国以上の首脳らと意見を交わす予定だ。
一方、林外相も26日、フィンランドやトルコなど10か国の外相らと外務省内で会談した。期間中、20か国超の要人と会談する。