これほど警察の威信を傷つけた“悪徳警官”も珍しい。20日に住居侵入と強制性交等の疑いで千葉県警に再逮捕された同県警捜査4課の警部、岡田誠容疑者(45)。
「岡田容疑者は8月12日に駅のエスカレーターで女性のスカートの中をスマホで盗撮して現行犯逮捕。その後の調べで、6月30日に入浴中の女性を盗撮していたことも分かった。さらに岡田容疑者のDNA型が2017年に起きた強制性交事件の現場に残っていたものと一致したんです」(捜査事情通)
こんな鬼畜がよくまあ警官になれたものだが、警察庁の統計によると、昨年、懲戒処分された警官は全国で204人で、17年の260人から右肩下がりとはいえ、単純計算で2日に1人はどこかで不祥事を起こしているわけだ。
事由別のトップは「異性関係」の59人で、以下「窃盗・詐欺・横領等」の30人、「交通事故・違反」の23人、「職権乱用・収賄供応等」の21人と続く。
「事由別で例年トップの『異性関係』は、要するに不倫。女性警官の割合は全体の1割に満たない上に出会いが少なく、上司と部下で男女の仲に、なんてのはよく聞く話です。不倫相手の女性警官を、署長として栄転した先にゴリ押しで一緒に異動させたなんて話もありましたからねえ」(前出の捜査事情通)
■身内同士のトラブルは「転勤」させて…
もっとも、テレビドラマなんかだと警官の不祥事は隠蔽、モミ消されがちだが、最近はそうでもないのか。
「いやいや、あえて公表しない事案は、いまだに結構あると聞きますよ」と、ある警視庁OBがこう明かす。
「対象の警官が幹部かどうか、上(層部)とラインがあるかどうかにもよりますが、結局のところ(被害に遭った)相手次第なんです。例えば不倫とか身内同士のトラブルなら別々のところに転勤させて一丁上がり。暴力団相手なら、かつては見返りを渡してモミ消したなんて話も耳にしましたが、相手が一般人とか家族が大物、そのうえ弁護士まで登場となるとそうもいきません。(マスコミなどに)スッパ抜かれて大騒ぎになる前に公表するわけです」
千葉県警の鬼畜警部のように、盗撮された一般の女性がいて、衆人環視の中で現行犯逮捕となると、SNS時代だ、隠しきれるものじゃない。
「盗撮事件だけで終わらせなかった千葉県警は立派ですが、5年前の事件までさかのぼって逮捕したのには、まだ何かウラがあるような……余罪はあるでしょうね」(前出の警視庁OB)
うがちすぎか。