17年前に神戸市の小学校で起きたいじめ問題を巡り、これまで「ない」とされてきた学校作成の調査記録について、市の教育委員会が内部調査した結果、いじめ発覚直後に調査記録を入手して保管していたことがわかりました。 2005年、神戸市立の小学5年の男子児童が、同級生13人から殴る蹴るなどの暴行を受けたり50万円以上を脅し取られたりしました。これまで神戸市教委は「被害児童から十分な聴き取り調査ができずいじめがあったか判断できない」としてきましたが、今年になって、学校側がいじめ発覚直後に被害児童から複数回聞き取り調査を行っていたことを示す記録を残していたことがMBSの取材で発覚しました。 【今年7月のやりとり】 (記者)「(教育委員会は)当時十分な調査ができなかったと言っているが、それは本当なんでしょうか?」 (神戸市教委の元課長)「そのころですか?もっと時間があったらよかったですね」 こうした事態を受けて神戸市教委は内部調査を行い、学校の記録について「いじめ発覚直後に入手したものの、公文書には当たらないという理解のもと保管されていた」などとする報告書をまとめていたことがわかりました。 被害児童は「いじめを隠ぺいされた」と訴えています。