【バンコク=津田知子】ミャンマーの最大都市ヤンゴンの刑務所内に設置された特別法廷は12日、ミャンマー当局に拘束された映像作家、久保田徹さんに対し、ビザに記載された条件に反して入国したとして、入国管理特例法違反で禁錮3年の有罪判決を言い渡した。
久保田さんはすでに扇動罪などで禁錮7年の判決を言い渡されており、刑期は計10年となった。
久保田さんは7月30日、国軍に対する抗議デモをヤンゴンで撮影中に拘束された。国軍側によると、久保田さんは観光ビザで入国しており、デモの撮影が問題視されたとみられる。
国軍側は、収監中の久保田さんの解放について「全ての審理が完了した後に検討する」との意向で、在ミャンマー日本大使館は「久保田さんの解放に向けて働きかけていく」としている。