静岡県焼津市の焼津漁港で水揚げされた冷凍カツオの窃盗事件で、県警は11日、新たに5人を窃盗容疑で逮捕した。これまでの摘発とは別の「第3の窃盗ルート」とみられ、関係者によると、被害の総額は数億円以上に上る可能性もあるという。
逮捕されたのは、藤枝市駅前、会社役員の男(67)、焼津市焼津、無職の男(44)、同市北新田、会社役員の男(61)ら5人。
発表によると、5人は共謀し、昨年3月11日、焼津市内の船会社が焼津漁港に水揚げした冷凍カツオ約26トン(時価計約424万円)を盗んだ疑い。水産会社や運送会社の役員や従業員で、カツオの運搬に関わっていたとみられる。
未計量の冷凍カツオをトラックに運ぶ様子が漁港内の防犯カメラで確認され、県警は今年7月、窃盗容疑で市内の水産加工会社などを捜索していた。5人の役割や運び出したカツオの流通経路などを調べている。