報告書に虚偽記載をして政務活動費を不正受給した問題で、滋賀県の高島市議会は18日、万木(ゆるぎ)豊市議(58)を虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで高島署に告発した。
同市議会事務局によると、市議会は全員一致で万木市議を刑事告訴する方針を決めていたが、同署と相談した上で告発にしたとしている。広本昌久議長名で提出した。
万木市議は今年3月末、国土交通省など4省庁を視察し、職員から「豪雪地帯に対する措置」などの説明を受けたとする「行政視察結果報告書」を広本議長に届け出ていたが、後に虚偽記載だと分かった。
同市議会は、この件や同僚女性市議への準強制性交の疑いで書類送検された件(嫌疑不十分で不起訴)などを問題視し、万木市議への議員辞職勧告決議案を3度可決している。
広本議長は「今回の万木議員の行為は議会の信用を失墜させるもので、大変遺憾。市議会としては、今後このようなことがないよう政務活動費の取り扱いを見直し、再発防止に努めたい」とコメントした。