岡山県は28日、倉敷市の養鶏場で見つかった高病原性鳥インフルエンザへの感染が疑われる事例について、遺伝子検査で感染を確認したと発表した。農林水産省によると、養鶏場での鳥インフル発生は全国で今季初。北海道厚真町の養鶏場でも同日、高病原性鳥インフルの陽性が確認された。
岡山県、北海道はそれぞれ、陽性が確認された養鶏場で飼育する約17万羽を殺処分する。
政府は28日午前、首相官邸で関係閣僚会議を開催。松野博一官房長官は、徹底した防疫措置を迅速に進め、国民に正確な情報を伝えるよう岸田文雄首相から指示があったと述べた。