幹部銃撃・ビルに軽貨物車突入・車につるはしで穴、岡山で相次ぐ「池田組」襲撃

指定暴力団・池田組(岡山市北区)の組員や関係先が襲撃される事件が、岡山県内で相次いでいる。2020年5月、岡山市北区の同組事務所の近くで幹部が銃撃される事件が発生。今年5月、同区の関連ビルに軽貨物車が突っ込んだほか、9月には事務所に隣接する駐車場で乗用車2台がつるはしで穴を開けられるなどした。
いずれの事件も、山口組系暴力団組員が逮捕されている。池田組はかつて山口組に所属しており、県警は離脱した池田組に山口組が挑発を繰り返しているとみている。
現場はJR大元駅から北西約1キロの民家や会社などが混在する地域。事件を受け、近くの市立大元小学校では児童らが集団で下校した。子どもを迎えにきた主婦(40)は「事件が起きたとメールが届いて何事かと思った。子どもたちが無事で良かった」と話した。