小泉氏、ほろ苦い外交デビュー…演説の機会なし・日本の温暖化対策に批判も

【ニューヨーク=船越翔】小泉進次郎衆院議員は環境相就任後、初の外遊となった米ニューヨーク訪問で、各国の閣僚らと交流し、日本の地球温暖化対策をアピールした。海外メディアでは日本の取り組みに批判的な論調も見られ、課題も残す外交デビューとなった。
一連の日程を終えた小泉氏は25日夜(日本時間26日午前)、ニューヨークで記者団に「有意義な海外出張になった。今回の教訓や収穫を持ち帰り、次の仕事をしたい」と語った。
小泉氏は21日からの滞在中、米独などの8人の環境担当閣僚らと個別に会談し、米留学時代に培った英語力を武器に、日本の取り組みをアピールした。
ただ、各国が地球温暖化対策を議論した「気候行動サミット」では、演説の機会が与えられなかった。小泉氏は「首脳級しか登壇できなかった」と説明したが、一部の海外メディアからは「日本の温暖化対策の取り組みが不十分だから」という見方が示された。
日本の温室効果ガス削減の進め方を記者団から問われても、慎重な言い回しに終始した。今後は具体策作りが課題になりそうだ。