昨年7月に開かれた「表現の不自由展かんさい」の会場に中止を求める文書を再送したとして、大阪府警警備部は31日、強要未遂容疑で、大阪府岸和田市宮本町、無職、久礼重興(くれしげおき)被告(75)=強要未遂罪で起訴=を追送検した。
久礼容疑者は同展の中止を要求する文書を送ったとして10月13日に同容疑で逮捕されていた。「中止を念押しするために送った。日本をおとしめる展覧会が開催されることが許せなかった」と容疑を認めている。
送検容疑は昨年7月、同展会場の大阪府立労働センター「エル・おおさか」(大阪市中央区)の館長宛てに、「実力を持って阻止する旨の再警告を行う」などと印字した文書に長さ約20センチのペーパーナイフを貼り付けて郵送し、同展の中止を要求したとしている。
文書の消印は同展が開幕した同月16日付だった。