那覇署の地域課に所属する20代の男性巡査長が、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した男(39)に馬乗りになり、髪の毛をつかんで地面に押さえ付けるなどの行為をしていたことが1日までに沖縄県警への取材で分かった。男は逮捕される前に巡査長の顔を殴るなどしたという。県警は「適正な職務執行の範囲内だったか調査している」と話した。巡査長の一連の様子を映した動画が交流サイト(SNS)に投稿され拡散していた。
10月31日午後0時5分ごろ、那覇市松山1丁目で「テナントビルの階段で男性が寝ている」と110番通報があり、地域課所属の警察官2人が駆け付けた。巡査長が建物の地下階段で寝ている男を起こして1階に引き上げたところ、男が振り向きざまに巡査長の顔を右拳で殴ったという。男は泥酔状態だった。
関係者によると、男は逮捕時に巡査長の右手を両手でつかみ、腕にかみつこうとするなどの抵抗をしたという。男を地面に取り押さえた巡査長は「聞いてるかお前」「目開けてみ」と声を上げ、男の髪の毛をつかみ地面に押さえ付けるなどした。両者にけがはない。