京都市、黒字決算認定も「厳しい財政」変わらず 野外活動施設を廃止

京都市議会はこのほど、9月議会の最終本会議を開いた。2021年度一般会計決算など64議案を可決、認定、同意し、閉会した。 一般会計決算は、市税と地方交付税が見込みより増え、実質収支は4億円の黒字だった。一方、将来の借金返済に充てる基金(公債償還基金)の取り崩しなど「禁じ手」からの脱却は見通せず、引き続き厳しい財政運営が強いられる。野外活動施設の「奥志摩みさきの家」(三重県志摩市)や「京北山国の家」(京都市右京区)を廃止する条例案も可決した。 また、市人事委員、市教育委員会委員の2氏をそれぞれ再任する人事案に同意した。女性のデジタル人材育成を推進する意見書のほか、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による多額の献金被害の救済・防止、政治家との癒着の究明などを求める意見書など計3件も可決した。