【速報】「餃子の王将」社長射殺事件…工藤会系幹部・田中幸雄被告を殺人罪などで起訴

「餃子の王将」の運営会社の社長が射殺された事件で、京都地検は、殺人と銃刀法違反の罪で工藤会系幹部の男を起訴しました。 起訴されたのは、特定危険指定暴力団「工藤会」系幹部の田中幸雄被告(56)です。 起訴状によりますと、田中被告は「王将フードサービス」の社長だった大東隆行さん(当時72)を殺害しようと計画し、2013年12月に19日午前5時46分ごろ、京都市山科区にある「王将フードサービス」の駐車場において、拳銃を発砲して大東さんを殺害したなどの罪に問われています。 事件前日、大東さんの自宅周辺の防犯カメラに田中被告とみられる人物が映っていて、この映像と田中被告の別の映像を「歩容認証」という鑑定技術で比較したところ、歩き方などから「同一人物で矛盾はない」との結果を得たということです。 また、現場に落ちていた複数のタバコの吸い殻から田中被告のDNA型が検出されるなど検察は状況証拠を積み上げて犯行を立証できると判断したものとみられます。