山上容疑者の鑑定留置延長、取り消しを求める準抗告を申し立て…安倍元首相銃撃事件

安倍晋三・元首相が奈良市で銃撃されて死亡した事件で、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(42)の弁護人は18日、同容疑者の鑑定留置期間の延長を認めた奈良簡裁の決定を不服として、取り消しを求める準抗告を奈良地裁に申し立てた。「決定は必要性と相当性を欠いた違法なもの」と主張している。
奈良地検は、山上容疑者の刑事責任能力を調べる鑑定留置を7月25日に開始。11月29日までの予定だったが、「捜査上の必要がある」として17日に期間延長を請求し、来年2月6日までの延長が認められた。