中国産のワカメを鳴門産と偽って販売していた疑いで、警察が徳島市の業者を家宅捜索しました。 食品表示法違反の疑いで捜索を受けたのは、徳島市の食品卸売業者「ヤマニフーズ」です。徳島県によりますと、ヤマニフーズは少なくとも去年1月から今年2月までの間に中国産の湯通し塩蔵ワカメ・約6200kgを鳴門産と偽って業者に販売していたということです。 農水省が管轄する機関が抜き打ち検査を行い不正が発覚しました。 ヤマニフーズの代表をつとめる男性は県の調査に対しうその表示を認め、『中国産を安く仕入れて鳴門産として販売することで儲けたかった』などと話しているということです。 警察は今後、代表の男性から事情を聞くとともに、ワカメの流通経路などを調べることにしています。