「体が不自由になり、ふびんに」 40年介護の夫起訴、神奈川

神奈川県大磯町の港の岸壁で、歩けない妻(79)を車いすごと海に突き落としたとして、殺人容疑で逮捕された同町の無職藤原宏容疑者(81)が「約40年間にわたって介護してきた妻の体が不自由になっていき、ふびんになった」との趣旨の供述をしていることが22日、捜査関係者への取材で分かった。横浜地検小田原支部は同日、殺人罪で起訴した。
捜査関係者によると、藤原被告は脳梗塞を患い歩けなくなった妻照子さんと2人暮らしだった。「介護に疲れた」と供述。最近、照子さんの体調が悪化し「施設に入所させるのはかわいそうだった」とも説明した。長年の介護で思い詰めていたとみられる。