泥地にはまった高齢者を救助 ベトナム人男性に感謝状 スマホ翻訳機能使いファインプレー

人命救助に尽力したとして、滋賀県警甲賀署はこのほど、ベトナム国籍の会社員カン・ド・チェンさん(35)に感謝状を贈った。
同署によると、カンさんは10月22日、滋賀県甲賀市内の池の縁にある泥地にはまり込み、倒れて動けなくなった男性(80)を散策中に発見。足元が不安定で自力で引き上げるのが難しいことから、近くを通りかかった市内の中学3年の男子生徒(15)に声をかけ、スマートフォンの翻訳機能を利用するなどして救助を求めた。
甲賀消防の救助隊が来るまでの約15分間、男子生徒とともに泥だらけになりながら男性に声をかけたり手を握ったりして励ました。男性の命に別条はなかったという。
贈呈式は同署で16日にあり、瀧岡英典署長からベトナム語で記された感謝状を受け取った。カンさんは「発見時に男性は弱々しい声だったので助けられてほっとした。救助に協力できてうれしい」と話した。