動画投稿サイト「FC2コンテンツマーケット」で違法動画の売買が横行していることを受け、警視庁が大手クレジットカード会社3社にFC2でカードを使えなくするよう要請したことがわかった。この結果、7月に約70万本あった国内向けの動画販売数は、約30万本まで減少したという。
FC2では違法な動画の投稿が後を絶たず、警視庁は今月12日、自作のわいせつ動画を公開したとして、映像会社役員の男をわいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑で逮捕した。男は2016年以降、約300本の動画を販売して計約8000万円を得ていたという。
こうした実態を踏まえ、警視庁は「ジェーシービー」「ビザ」「マスターカード」の大手3社に対して対応を求め、各社がFC2との間に入る決済代行会社に取引の中止を促していた。