東京都品川区長選の再選挙が27日、告示され、いずれも無所属の新人6人が立候補した。長引くコロナ禍や物価高対策のほか、騒音被害などが懸念される羽田空港の新飛行ルートへの対応などが主な争点となる。投開票日は12月4日。
10月に投開票された1回目の区長選では、現職の引退を受けて6人が乱立。いずれも当選に必要な法定得票数(有効投票総数の4分の1)に届かず、全国で7例目となる再選挙となった。
その後、1人が出馬を取りやめたものの、新たに1人が立候補を表明した。候補者数が同数となったことで、「再々選挙」となる可能性も指摘されている。
立候補したのは、前区議の石田秀男氏(63)(自民推薦)、元大学教授の村川浩一氏(75)(共産推薦)、前都議の森沢恭子氏(44)、前区議の西本貴子氏(62)、前区議の石田慎吾氏(43)(国民推薦)、元銀行員の山本康行氏(46)。