【独自】自民党京都府連“選挙買収疑惑”去年衆院選前も『50万円を地元議員に配布』

自民党の京都府連で選挙買収の疑惑が指摘されている問題で、去年の衆院選直前にも候補者から集めた現金を地元議員に配っていたことがわかりました。 自民党京都府連を巡っては、国政選挙の直前に候補者から集めた現金を地元の府議や市議の後援会などに配る行為が、府連を経由した選挙買収にあたるとして弁護士らが刑事告発しています。 今年11月30日に公表された政治資金収支報告書によりますと、去年10月の衆院選の前にも、候補者が支部長を務める選挙区支部などから2650万円が府連側にいったん支払われ、その後、地元議員の後援会などに府連から50万円ずつ、あわせて同額となる2650万円が交付されています。 自民党京都府連は取材に対して「党勢拡大が目的で選挙買収には当たらない」としています。