2021年の政治資金収支報告書(中央分と地方分)から各党首の総収入を比較すると、全国会議員でトップの岸田首相(自民党総裁)が2億2926万円で、2位に3倍以上となる資金力を見せつけた。首相の座を射止めた総裁選や衆院選の軍資金集めに活動を強化したとみられる。党首の平均は6232万円だった。
首相は東京都内や地元・広島で収入1000万円以上の特定パーティーを6回開催し、1億2116万円を集めた。個人や団体からの寄付は、前年の1430万円から大幅増となる6997万円となり、首相就任への期待も集金に結びついたようだ。
2位は、国民民主党の玉木代表の7252万円だった。前年から5575万円増加したが、4000万円は党本部からの交付金による収入だった。3位は今年8月に就任した日本維新の会の馬場代表の5958万円。4位は立憲民主党の泉代表の3550万円で、馬場、泉両氏もそれぞれ、党本部から1000万円、1572万円の交付金を受け取っていた。
5位の社民党の福島党首は1768万円で、個人からの寄付が1332万円だった。6位のれいわ新選組の山本代表は1236万円の全収入が寄付で、個人からが736万円と半分以上を占めた。公明党の山口代表は7位で938万円だった。