甲子園7回出場の強豪 和歌山商業高校で体罰 部員の頭をバットでたたく

県立和歌山商業高校の野球部の監督が、男子部員の頭部をバットでたたく体罰をし、けがをさせていたことがわかりました。
学校関係者などによりますと、野球部の監督(64)は10月15日、学校のグラウンドでノックの練習中、監督にボールを渡していた1年生の部員(16)に「遅い」などと言い、ヘルメットをかぶった部員の頭を木製バットでたたきました。
生徒は頭部打撲の軽傷で、その後、野球部を退部したということです。
(中村憲司校長)「生徒には申し訳なく思っています。今後は厳正に対処し、このようなことが二度とないよう努めていきたい」。
生徒から出された被害届を受け、警察が傷害容疑で捜査しています。
県立和歌山商業高校は、甲子園に春夏あわせて7回出場しています。